子宮内膜症 |
子宮内膜症とは、子宮の内側にある内膜細胞が、子宮の内腔以外の場所(卵巣・卵管・腸・ダグラス窩など)で増殖し、月経時にその場所で出血を繰り返す病気です。症状としては、月経痛、腹痛、性交痛、排尿痛、排便痛などの様々な症状を引き起こします。
子宮の筋肉にできるタイプでは、子宮が大きくなって子宮腺筋症と呼ばれ、月経痛や過多月経、貧血の原因となります。卵巣の子宮内膜症で古い血液が貯まって卵巣が腫大したものを「チョコレートのう胞」と言います。また子宮内膜症が誘因となって卵巣がんが発生することもあります。
●専門医の診察を一度受診することをお勧めします。 |