TPA(腫瘍マーカー) |
原発部位に関係なく、ほとんどすべてのがんで上昇がみられます。がんの補助診断、病気の進行や術後再発のモニターに役立ちますが、ほかの多くの腫瘍マーカーと同様に、この検査だけでがんを早期発見したり特定するには不十分です。最近ではほかの腫瘍マーカーと組み合わせて用いられるようになってきました。白血病や肉腫のような非上皮性腫瘍ではほとんど上昇しません。
●異常値の場合
食道 、胃、大腸、肝臓、胆道、すい臓などの消化器がんをはじめとして、肺がん、卵巣がん、前立腺がん、膀胱がんなどが疑われます。胃潰瘍、肝炎、肝硬変などでも高い値を示すことがあります。
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