健康のとびら
項目名 | 解説 |
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飛蚊症(ひぶんしょう) | 目の前を虫が飛んでいるように感じたり、髪の毛や糸が下がっているように感じたり、黒い点やもやもやが浮いているように見えたりする症状を飛蚊症といいます。眼球の中の硝子体というところに濁りが生じると飛蚊症が出現します。この濁りは出血や炎症などの病気で起きることもありますが、加齢によって硝子体の構造に変化が起きることによっても生じます。軽い飛蚊症は10代、20代の若い人でも、特に近視の強い人には時々見られます。 しかし、中年以降の人である日突然はっきりした飛蚊症が現れることがあります。これは後部硝子体剥離といって、硝子体が眼底からはなれて前のほうへ縮んでくるためにおこります。 |