胆嚢ポリープ(腹部超音波) |
超音波検査にて、5~8%の頻度で発見される最もポピュラーな良性の胆のう内隆起性病変です。ほとんどはコレステロールポリープで、大きさは1㎝未満のものが多く、多発することも稀ではありません。1㎝以上の場合は、胆のう癌との鑑別が困難なことが多いため手術の対象となります。特に扁平な隆起性病変は癌の可能性が高いとされており、早めの精密検査を必要とします。1㎝未満では症状がないので放置しておいても差し支えありませんが、初めて見つかった時は6ヶ月後、以前から指摘されている場合でも1年に1度は経過観察し、大きさ、形のチェックをするのが望ましいです。
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