AFP(腫瘍マーカー) |
胎児の血清中に見られる蛋白の一種で出生後消滅しますが、肝臓がんになると増加します。
AST(GOT)・ALT(GOT)などの血清生化学検査とともに測定され、肝臓がんのスクリーニング(ふるいわけ)検査として用いられます。しかし肝臓がんでもAFPが陽性にならないものもあります。AFPが確認された肝臓がんでは、治療の効果があれば数値は下がるので、治療の経過観察や再発の発見に欠かせない検査とされております。
◆高値を示すもの:原発性肝がん・肝炎・肝硬変・転移性肝がん
※慢性肝炎疾患患者の経過観察中にAFPが上昇の場合がんの合併が疑われます。
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