肝硬変 |
肝炎やアルコールが原因で肝臓の細胞が破壊されつづけると、再生能力の高い肝臓といえども限界が訪れます。肝臓の中に線維が増えて固くなり、見た目にもゴツゴツとしたこぶだらけの臓器になります。この状態を肝硬変といいます。 肝硬変になると、肝臓内部の血液循環に異常が生じ、肝臓の働きが果たせなくなります。お酒を飲みすぎると肝硬変になるといわれています。しかし、日本ではアルコールだけが原因で肝硬変になる人は意外と少なく、全体の10%ぐらいだといわれています。日本で、肝硬変の原因として圧倒的に多いのはC型肝炎で全体の約65%を占めています。 |