健康のとびら
項目名 | 解説 |
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T-スポット(結核検査) | 血液検査によって、結核に感染したかどうかを判定するものです。人が結核菌に感染すると血液の中に増えるインターフェロンγ(IFN-γ)という物質を測定して、感染しているかを判断します。T-スポット検査ではBCGを接種したことがあるかどうかに左右されず、より正確な判定ができます。(ツベルクリン反応検査はBCGを接種したことがあると結核に感染していなくても陽性になることが多く、判定が難しい面があります。)血液を1回、6ml採血し、検査を行います。T-スポット検査の結果が陽性となった場合、結核に感染したことはわかりますが、それが過去の感染か、それとも最近の感染かを区別することが困難です。そのため、過去に結核に感染している可能性が高い高齢者などでは、結果の判断は慎重に行います。 |