健康のとびら
項目名 | 解説 |
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肝血管腫(腹部超音波) | 肝臓の中で血液で満たされた細い血管の塊ができたものです。最も頻度の高い良性腫瘍の1つで心配はありません。大きなものですと腹部膨満、消化管の圧迫症状などがあることが稀にあります。大部分の病変は超音波検査、造影CT、MRIで容易に診断できます。どのようにして血管腫ができるのか、また、大きくなるのか、小さくなるのか、あるいはいつの間にか消えてしまうことがあるのかということは、まだはっきりと解っていません。自覚症状がなければ6~12ヶ月に一度経過観察をして下さい。また、超音波検査のみでは診断のつかない病変が稀にあり、造影CT、MRI検査などの診断と併せて総合診断を行う必要になることがあります。 |