健康のとびら
項目名 | 解説 |
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インフルエンザ | インフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染症なのに対し、かぜ (かぜ症候群)は、ライノウイルス、コロナウイルスなど種々のウイルス感染によって起こる上気道炎の総称です。普通のかぜの症状は、のどの痛み、鼻汁、せき、くしゃみなどの症状が中心で、一般的に軽度です。全身症状はあまり見られず、発熱もインフルエンザほど高くありません。また、重症化することはほとんどなく、1週間ほどで治ります。一方、インフルエンザの場合は悪寒、倦怠感、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、合わせて、のどの痛み、鼻汁、せきなどの症状も見られます。これらの症状は通常2~3日続きますが、場合によっては5日を超えることもあります。さらに、高齢者や乳幼児では肺炎や脳炎などを合併することもあり、最悪の場合は死に至ることもあります。 |