健康のとびら
項目名 | 解説 |
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更年期障害 | 更年期とは、閉経前後の45~55歳の期間をさしますが、その間に卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲン)が劇的に減少し、やがて閉経を迎えます。女性ホルモンの分泌は、脳から分泌される刺激ホルモンによってコントロールされています。更年期に女性ホルモンが急激に減少すると、脳はそれを察知して過剰な刺激ホルモンを分泌することになり、いわばパニック状態に陥ります。これが自律神経(体温、呼吸、脈拍、精神活動などを調節しています)を乱す原因となり、「のぼせ、ほてり、発汗」を代表とする様々な症状が出現します。このような更年期に見られる症状で、日常生活に影響を与える場合を「更年期障害」と言います |