DUPAN-2(腫瘍マーカー) |
DUPAN-2腫瘍マーカー血液検査は膵癌、肝・胆道癌で高い陽性率をしめす一方で食道がんや胃がん、大腸がんなどの消化器がんでは陽性率が低いという特徴があります。また、血中DUPAN-2は、慢性膵炎や急性膵炎ではほとんどのケースでは、低値であるため、膵臓癌が疑われた場合に良性疾患との鑑別ならびに術後・治療後の経過観察に有用な指標となります。血中DUPAN-2の基準値150U/mlでは良性疾患においてはかなりの偽陽性が認められますが、400U/ml以上では悪性腫瘍の可能性が高まります。
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