健康のとびら
項目名 | 解説 |
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HCV抗体 | HCVとは、肝炎ウィルスの一つであるC型肝炎ウィルスのことです。 HCVに感染しても、C型慢性肝炎や肝硬変の初期では自覚症状がなく、肝機能も正常のことがほとんどですが、血液中にHCV抗体が作られます。血清中のHCV抗体を測定することによるりC型肝炎の感染の有無を検査します。 ※C型肝炎は進行が遅く、感染後に10~20年経過してから発病するといわれています。急性肝炎では症状が現れず気づかない人が大勢います。その後、ほとんどの人が、ウィルスが排除されないまま無症候キャリア(体内にウィルスがいるが障害が見られない状態)や慢性肝炎に移行します。気づかないうちに病気が進行し肝硬変になると、約10年後には70%の人が肝臓がんになると報告されております。 |