| Ca（カルシウム） |
血液中に存在するCaは約0.1%にすぎませんが、種々の生理機能調節に重要な役割を果たしており、主に副甲状腺ホルモンと、活性型ビタミンDによって、腸管からの吸収、骨での出入り、腎尿細管での再吸収など各段階で調節されています。したがって、これらのホルモン作用の異常、あるいは腸管、骨、腎などの標的臓器の異常により血中Ca値に異常をきたします。
◇高値疾患：副甲状腺機能亢進症、ビタミンD中毒症、慢性肉芽腫症、甲状腺機能亢進症など
◇低値疾患：副甲状腺機能低下症、ビタミンD欠乏症、慢性腎不全など
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